株式会社 緑地

こんにちは、山内です。

今日は、売買契約がありました。


不動産の売買って、
お客さんにとっては
一生に一度や二度あるかないかの大イベント。

でも、不動産やにとっては、
毎年何十回もある日常業務。


↑このギャップを感じられなくなったら、
プロとしてあかんな〜と思ってます。

いや、不動産やに限らず、
どんな仕事に対しても思います。


例えば、
生まれて初めてフィットネスジムの契約をするとします。

めっちゃ分からんことや不安いっぱいで、
色々ネットで調べたりして、
ドキドキしながら行って、

そこでスタッフの方に淡々と流れ作業として対応されるよりも、

初めてでドキドキしているのを汲み取ってくれて、
分からんことや不安なことがあるのを前提に
一つ一つ説明してくれたほうが、

・・嬉しいじゃないですか！


例えば飲食店なら、
初めて来たお客さんは「どんなお店だろう？」って、
分からんことや不安がいろいろある状態でやって来てます。

「受け答えが間違ってたらどうしよう」

「頼み方は？　会計の仕方は？　ルールとかはある？」

もう、とにかく非日常です。


そこで店員さんが来て、
こっちが「あれ、頼み方が分からないな」とか思って
あたふたした時に、
日常的な流れ対応をされてしまうと、

「あぁ、失敗した・・。もう来るのやめようかな」

って思いません？笑


そこで、

『あっ、分かりにくいですよね、これは〜どうのこうの〜』

って、非日常を共有してくれたら、
すごくほっとしませんか。。


非日常として来ているお客さんには、
プロとして非日常を提供するのが仕事だと思うんです←

ちょっとイイこと言いましたが、
シンプルにモヤっとするんですよね（笑）


全然分からんことを、当たり前のように言われると、
「いや、分からんわっ！！！」
ってなります、私の性格が悪いんですかねｗ

でも、少なくとも私はなるので、
人にされちゃ嫌なことはするなとおじいちゃんに教わったので、
売買契約の時なんかには、

「お客さんにとっては”非日常”なんや！！」

と常に念頭にキープしています。


・・でも、
これって逆もありますよね。

飲食店なら、
常連さんには逆に”日常”を提供したほうが喜んでくれると思うし、

明らかに鍛えまくってるジム慣れしてる人なら、
新規契約でも”日常”を提供するべきだし、

海外旅行とかも、
ぜんぜん分からんくても地元の人にするのと同じ対応をされた方が、
「うわっ、オモロい！！」
って体験の価値としては高まったり。


↑これらは、
お客さんが日常を求めているなら、
プロとして日常を提供セヨってことですよね！


ちなみに、
私は不動産会社（緑地）に入る前は、
引越し屋さんで働いていました。

そのきっかけが、
自分が引越しをする時でした。


大量の本を数百冊、
段ボールにびっしり詰め込んで、

これはとても自分では運べない・・・

もしかしたら重すぎて運んで貰えんかも・・・

なんて思っていたトコロを、
颯爽と現れた引越し屋のお兄さん２人が、
あれヨあれヨと１０分くらいでサクッとトラックに積み終えてしまって、

「え、カッコよ！？！？！？！？」

と思ったことがきっかけでした。


↑マジです（笑）

これなんて、
私にとっては非日常というか不可能？と思っていたのを、
「別に日常だけど？」と当然のように対応されたことが
逆に感動につながりました。

ここで引越し屋のお兄さんが
「うわっ、おもー！運ぶけど、さすがにしんどいわー！運ぶけど」
とかってなっていたら、

「やー、申し訳ない！すいません！（失敗した・・・）」
となって、当時の私が「自分も引越し屋になりたい」なんて思うほどに
感動が生まれることはなかったわけです。

サ〇イのお兄さん、ありがとう・・。


だから、日常がダメ！ではなく、
日常と非日常の使い分けなんですね。

お客さんの状況や求めに応じて。


慣れて日常としてこなせることは死ぬほど大事だけど、
いつでも流れ作業〜ではなく、
お客さんによっては、非日常を提供（共有）する選択肢ももっておきたい、

というか、みんな持ってくれよ！！！

そのほうが、お店やサービスを
私もみんなも気持ちよく受けれるのに！！！

と思います（笑）


それは”売上を上げる”ために戦略としてやろう、
って話ではなくて、
単純に「そのほうがキモチヨクネ？」という次第です。


日常を提供するってのは、
仕事に慣れれば誰でもできるので、


だからこそ、
非日常を提供できる人（店）になれば、

初めて来たお客さんが「もう来んとこ・・」とならず、
「また来よ！」とリピーターになって
くれるのではなかろうか。


不動産の売買は、
このお客さんとの”日常”と”非日常”のギャップがデカい職種なんで、
すっごく意識したほうがよきかな！と思っています、

っていう話でした〜！


今日もありがとうございました。

それでは、また！