2025/07/15NEW 【スタッフブログ】岩﨑
前回からの続きです。
そこからが本当に長い・・・
そして、ここにきて今まで影を潜めていた太陽さんが、急に頑張りだしまして・・・
35キロ過ぎてからの坂道は本当にキツイ。下りでもキツイ。
何とか坂道を乗り越え、大縄町のアークスのあたり。
ここまで来たら残り1キロ。もうゴールしたようなものなのですが
足が完全に売り切れてる。前に出ません。
またも、歩こうとしたら、後ろから来たお姉さまランナーに
「あと1キロだし頑張って走ろう!」と声を掛けられ…
そうだよな、頑張ろうとおもい、100mくらい進むも、限界で。
また歩こうとしたら、親の年齢くらいのおじさまランナーに
「あと少しだから、がんばれ」と声をかけてもらって。
みんな、なかなか歩かせてくれない(笑)
なんとか、持ちこたえ、最後の陸上競技場に入ったときは
それまで辛くて泣きそうになっていたくせに
ちょっとカッコつけてラストスパートしました。
(だって、NCVにゴールシーン映るし・・・)
息子が、競技場に来てくれていて、一生懸命呼んでくれていたみたいなんですが
まったく気が付きませんでした。ごめんよ。
ゴール地点には、「心折るな」と声をかけてくれたランナーさんがいてくれて
「よく最後までがんばった、あの時この世の終わりみたいな顔してた」
と、言われまして、どんだけひどい顔して走っていたのだろうと気になってきました。
タイムが良い時ほど、辛さを感じてなくて、笑顔で走れるんです。不思議なことに。
その後、完走メダルをもらって、近くにいたランナーたちとゴールしたことを讃えあい
美味しい夕張メロンをいただきました。
何とか帰ってきて、シャワーを浴びると、両足の親指がヒリヒリ。
走っている間も実はずっと痛くて、靴ずれだなーくらいに思っていたのですが
よくよく見ると、両足ともに親指の全体が水膨れになってました。
そりゃ痛い。
びっくりしましたが、うちには大小さまざまな絆創膏があるので(男の子がいるお家は常備しているはず)
一番大きいものでぐるっと囲って、元気に打ち上げに向かいました!!
走るたびにしんどくて、つらくて、なんで走ってるんだろう私。
と考えながら走っているのですが、なぜが次の日には
次は何の大会に出ようと探してしまっているんですよね。
本当のランナーズハイはここだと思っています。
ちなみに、私は、次9月にニセコマラソンのハーフに出ます。
ほぼ山です。坂道の苦手な私ですが、函館マラソン後のテンションで申し込んでしまいました。
皆様も、一度だまされたと思って走ってみてください。
達成感がクセになりますよ。
長々と失礼いたしました。
岩﨑