2021/04/19【スタッフブログ】山内
いつもお世話になっています。
山内です。
現在の住まいには、満足していますか?
・・・どうでしょう、すごく引越しをゴリ押ししてきそうな、
この後の展開が読めすぎて怖い質問ですよね。
この怖い質問に私が答えさせていただくならば、
函館には、今以上の部屋はないと確信しています、
と即答する準備OK牧場です。
1年ちょっと前に今の部屋に越してから、
仕事も趣味も兼ねて、空室情報はマメにチェックしていますが、
「こっちのがよかった・・・!」と後悔したことは1度もありません。
部屋探しのプロなので、当たり前かも知れませんが、
一切の後悔なく、満足度100%の部屋探しができた秘訣とは・・・?
・・・秘訣は知らないんですが(笑)、
実際に私が行った部屋探しの方法をお教えしたいと思います。
ファースト・すてっぷ。
引越しにあたり、まず最初にすべきことがあります。
それは、「タイミング」と「コンセプト」を決めること。
タイミングとは、実際に引越しをするタイミングではなく、
部屋を決断するタイムリミットを設定することです。
「この日までに部屋を決定する」という期限を設定します。
次のステップも絡むのですが、
今日から3〜4週間後くらいが目安です。
そして、コンセプトですが、これが死ぬほど大事。
要は、何のために引越し、そこで何を得たいのか?
そのために、その部屋(空間)は、どうあるべきなのか?
という【目的】をハッキリさせておく必要があります。
私が現在の部屋に死ぬほど満足しているのは、
部屋に対する目的と死ぬほど合致しているからです。
既に答えは出てしまいましたが、
決めた期日までに、最も目的に合う物件を選ぶ、
という、部屋探しはただそれだけなのです(笑)。
ここで、私のコンセプトを公開します。
一言で言えば、
「真っ白な空間で、書斎を持つこと」
こうして文章を書いたり、本や映画などから情報を得るための空間で、
それ以外の情報やストレスは、できる限り排除したいのです。
日常生活で触れる色や音の情報も、できる限り排除したかった。
なので、できる限り色のない白い空間が良いし、
鉄筋コンクリート(RC)マンションの最上階が良いわけです。
ちょっと極端な例ではありますが、
なんとなくコンセプトのイメージは掴めたでしょうか?
セカンド・すてっぷ。
部屋を決めるタイミングと、
なんとなくでもコンセプトを決めた後、
いきなり連合隊で検索してはいけません。
まだ、我慢です。
ここから1〜2週間は、コンセプトをより明確化させるために、
ブログやInstagram、ROOM、部屋の写真を掲載しているSNS等で、
自分のコンセプトに近い空間の写真を見まくるステップです。
実際のところ、
私は資格試験(宅建)の勉強をしながら、
スキマ時間をこのステップに充てました。
スキマ時間で2週間、
もっと時間を掛けられるなら、
期間短縮しても良いかもしれません。
住みたい部屋のイメージを強化しまくり、
コンセプトを明確化するほど、
実際に部屋を見たときの迷いが少なくなります。
サード・すてっぷ。
ある意味、ここが一番の踏ん張りどころだと思いますが、
コンセプトから導かれる条件と合致する物件を連合隊で一覧表示し、
それらの物件情報ページをすべて確認します。
同じ物件がいくつも並んでいれば、
詳細ページを開くのはその中から1つでもいいですが、
違う物件であれば、必ずクリックし確認します。
大事なのは、
「すべて確認した」という事実を得ることです。
そうして、最終候補を4〜9個までに絞ります。
この数は、少ないほどいいです。
私の場合、条件を変えたり、何度も見返して比べたりし、
合計で8時間ほど掛かって、5個に絞りました。
これは時間が掛かり過ぎだと思います。
普通はたぶん1〜2時間くらいではないでしょうか。
フォース・すてっぷ。
実際に物件を見に行く前の準備です。
候補を4〜9個に絞っても、
すでに決まっていたりするので、
実際に見に行く数は更に絞られます。
私は5個に絞ったうち、
1個は既決、もう1個は退去前で見れなかったため、
3個に絞られました。
これから、不動産業者としてあるまじき発言をしますが、
ここまでコンセプトを明確化し、物件情報をすべて見ているなら、
物件探しにおいて、不動産営業マンは不要です。
むしろ、役にt・・・、不要です。
物件にはそれぞれ管理会社というものがあり、
その管理会社に直接空き確認をします、と言いたいのですが、
管理会社の特定方法を説明するのは難しいので、
私に聞いて下さい(笑)。
「ブログを見た」「管理会社を知りたい」
と言ってもらえれば、なんとなく調べます。
そして、まずは空き確認だけをします。
空いてない、まだ見れない、と言われて候補が減っていき、
3個もしくは4個になれば、実際に見に行きます。
5個以上であれば、候補ランキング最下位から削っていき、
必ず4個までに厳選して下さい。
試しに見てみる必要はなく、迷う可能性を高めるだけです。
見るのは3個、多くて4個まで、これは鉄則です。
フィフス・すてっぷ。
見ます、決めます。
以上。
・・・といっても、不動産会社を仲介に挟まねば部屋は見れないので、
鍵の手配と付き添いをお願いすることになります。
しかし、不動産営業マンは、自分なりのオススメで話をしてきますので、
明確化したコンセプトがブレないよう、しっかり自分を保って下さい。
部屋探しのアドバイスには聞こえないかもしれませんが、
事実、私も他社の方に案内をお願いした経験があり、
申し訳ありませんが、邪魔でした・・・。
お知り合いの不動産業者がいれば一番ですが、
いなければ、どんな営業マンがつくかは、運次第です。
ご提案としては、私とお友達になりませんか。
まぁ冗談はさておき、友達にならずとも、邪魔されずに見たい、
という気持ちは痛いほど分かるので、できる限り協力します。
コンセプトに合致するか?という視点で物件を見ると、
ほぼ迷わずに、良いかダメかの判断が付きます。
部屋探しはコンセプト次第なので、
コンセプトが定まっていれば、
決まったタイミングまでに出会えた中から、
最も合致するものを、迷わずに選ぶことができます。
今回はあまり「コンセプトって、どう作ればいい?」みたいな話はしておらず、
私のコンセプトも触りだけしか話していません。
ですが、正解はないので、
自分なりにつくってみてほしいと思います。
もし、コンセプトづくりに行き詰まったら、声をかけて下さい。
そして、最後に、
「タイミング」と「家賃」について、補足しておきます。
まず、タイミングについてですが、
不動産というのはつくづく、ご縁がすべてだと感じます。
私が不動産業界に入った理由やきっかけとも絡みますが、
人には、出会うべきヒトやモノ、場所のタイミングがあると思います。
そのタイミングを逃さず、出会いを掴めるか、
ビビったり日和ったりして自分をごまかしタイミングを逃してしまうのか。
ちょっと厳しい言い方をしましたが、
仕事や人間関係でも何でも、すべてにおいて、
上手くいく人はこのタイミングを絶対に逃さない気がします。
引越すタイミングを逃してしまう人は、
きっと何においてもご縁を逃してしまう人だと思います。
そして、家賃については、
自分のコンセプトの中に貯金や節約が含まれていないなら、
安くても高くても関係ない、というのが私の考えです。
もちろん、現実的に生活が成り立たないなら選択肢から外しますが、
判断基準は「コンセプトにより近い方」という1つだけなので、
家賃で迷うことはなくなります。
函館で一人暮らしの1LDKなら家賃4万円くらいで十分だとすれば、
私は6万円台なので、2万円分を毎月趣味に投じている感覚です。
高いとは思いません。
ここだけの話、もう少し高くても、ここに住みたいと思います。
ただ、コンセプトが変わったり、
よりコンセプトに近い物件に出会ったら、
私も次の引越しを考えます。
今回は以上です。
ありがとうございました。
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