2022/02/02【スタッフブログ】山内

お客さまの立場に立ってテルポーズ

こんにちは、山内です。

不動産を探そうと思ったら、
まずはネットで探してみる、

のが、ほとんどだと思います。


実際に多くのお客さまが、
ネットを見て問合せをして下さいます。

が、ときどき、
ふらっと店舗へ突撃訪問される方も一定数います。


「えーい、電話だとめんどくさい、行っちゃえ〜!」

って気持ちは、わからんでもないです(笑)。


今日も、賃貸物件を探しているお客さまが、
ふらっと緑地へいらっしゃいました。


しかーし、うちの賃貸担当のイワサキが外出中で、
11月から入った新メンバーの”みくに”がご対応しました。


そのとき私は近くにいたので、
「だいじょうぶかなー・・?」
と思って見守ってましたが、

おお・・!と思ったことがありました。


ちなみに、昨日の日報ブログでは、
「日常と非日常」の話をさせていただきましたが、

それはひとことでいえば、

お客さまの立場に立って見る

ってことでした。


↑この話と、
今日のみくにの対応が重なって発見がありました!


みくにがお客さまに物件をご紹介しているとき。


物件情報を読み上げることは、
ぶっちゃけ、誰でも出来ます。

「中道1丁目の2LDKで6万円のお部屋です〜」

「居間の他に洋室と和室が1つずつあります〜」

↑これはただ読んだだけ。


「洋室は4.8帖で、”ベッドを置いたら手狭”ですね〜」

↑そう、コレです!


不動産の独特の単位、
「〇〇帖」とか「〇〇坪」って・・・。

いや、ぜんぜんイメージ湧かんわ!??!!?

ってなりません?笑


仮に現地で
「この部屋は6帖やで〜」
って言われたら、

「これくらいの広さが6帖か・・ふむふむ」
ってなりますが、
店舗で物件を紹介されてる時に言われても・・、みたいな。


よくある「リビング広々15帖!」とか、
私も物件紹介文に使ってしまいがちですが、
お客さまの立場に立てているか?といえば、ビミョーです。

何ができる広さなのか?を具体的に伝えると、
広さのイメージが伝わりやすかったりするんですね〜。


例えば、

「足を伸ばして入れるお風呂」なのか、
「体育座りしないと入れないお風呂」なのか。

「ベッドを二つ並べても、テレビも置ける広さ」なのか、
「敷布団をいちいち仕舞わないと生活できない広さ」なのか。


東京ドーム〇個分とか、
マクドナルドのドナルドの靴のサイズは30センチ、ハンバーガー4個分とか。


「〇帖です〜」って書いてある情報にプラスして、
お客さまのイメージが湧きやすい一言を添える、

って、すっごく大事だな〜と思ったわけです。


それを、みくには普通にやってたので、
「おぉ・・・やるやん・・」
と思いました。


ちなみに、
いま函館の賃貸界を盛り上げている、
ある漢(をとこ)がいらっしゃるのですが、

それが”MIXホームの店長”と名乗る方で、

彼の動画をここで勝手にご紹介します笑。


動画の最後に「何か来るぞ・・・」とざわざわしたあと、
キッチンの広さを”あるもの”で例えるのですが、
今回の話にピッタリなので、ぜひ最後まで観てみてください。

↓  ↓  ↓


※スマホの場合は、動画タイトル名をタップするとYouTubeに飛んで観れます!


観ましたか?

広さを数字ではなくイメージで伝える、
というインパクトがお分かりいただけたら嬉しいです(笑)。


ってことでまとめると、

==========
不動産屋だから分かる言葉や表現は控えて、
お客さまのイメージに合わせて伝え方を工夫する。
==========

ってのを大事にしようと思います!





さて、今回は以上なのですが、
「MIXホームの店長さん」について触れたので、

函館の不動産市場にちょっとずつ起こっている”変化”

について、最後に触れておきます!


まず、実は私は、
WEBライティングを人に教えられるくらいには、
文章の読み書きのスキルがあるのですが・・。

最近の函館の不動産市場での、
「物件紹介文」
の変化が面白いなと思って観ています。


そこで、最も顕著な(というかパワフルな)
変化の例が「MIXホームの店長さん」でした。


何が起こってるって、
結論から言うと、

「ひと感を出すほど、影響力が強くなる」

ってことです。


かつて、ネット社会が始まった当初、
ネットに求めていたのは、

「早く、多くの正しい情報が手に入ること」

でした。


↑これは、函館の不動産市場も同じで、
私が不動産業界に入った当時はまだ、

物件紹介文は
「正しく、より多くの物件情報を書く場所」
という位置付けでした。


けど、ネットが普及しまくって、
コロナになって、人との関係性が薄くなるほど、

ネットに対して求めていた「合理的な機械感」

の価値は落ちていき、

ネットワークの先にいる「生身のひと感」

が求められるようになってきました。


例えば、

・スーパーとコンビニが近くにあって便利♪
・居間が広くてエアコン付きで快適♪

ってのが、一昔前の紹介文です。


「一般的には」って前書きがつくような、
誰が言っても同じように聞こえることばです。


それが、最近では、

・テンションが上がりました!
・私には〇〇と感じました!

などなど、
実際に物件を見に行った”ひと”の個人的な感動ポイントを書く例が
明らかに増えてきました。


これは、めちゃめちゃ時代の流れに合っていて、
ネット広告の変化を見ても、

・一般的にどう思われるか?

というアピールから、

・1人の”ひと”にどう感じられるか?

に訴求(そきゅう)する方向へシフトしています。


これ、めちゃめちゃ大事です←


言い換えると、

ネットが普及すればするほど、
「一対多」をイメージしがちですが、

本当に意識すべきなのは
「一対一」を感じられること
なんですね。


MIXホームの店長さんの物件紹介文を読んでいると、
一対一で会話している気持ちになってきます(笑)。

↑これがWEBライティングの極地でして、
「一対一向けの発信を、一対多に向けてやる」
のが、これからの時代のネットの使い方なんです!


もし、これを読んでいるあなたが、
「文章を書く立場にある」ならば、

・自分はどう感じたか?
・相手はどう感じるか?

↑この2つを意識して書く!

ってだけで、文章の影響力が爆変しますので、
心にしまっておいてもらえたらと思います!


結局は、最初のテーマ、
「相手の立場に立って、ことばを変える」
に戻りますね!


っていう感じです。

今回は以上です!


それでは、また!

ありがとうございました〜。

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